今週の休日

月曜日から水曜日まで体調不良で欠勤。頭痛とそれに伴う吐き気が凄まじく布団から起きられないほど。自分で今書いていて信じがたいが枕元にあるペットボトルの水を飲む力すら出ず。催してもトイレもギリギリまで我慢。とにかく動けなかった。ひたすら目を閉じ続けた。三日間で何時間眠っていたのやら。熱がないのでインフルではないが医者に行っても原因不明と言われる。風邪だろうと。蓄積した疲労が決壊したか。もともと疲れると頭痛がするのだが今度のは過去最悪で脳内に異常でも出たかと思うほど。もう四十を過ぎたのだ。いつ倒れてもおかしくないのだ。調べたら近い病院で頭痛外来を曜日限定でやっていたので月末あたりに行ってみるか。木金は出勤。なんとか乗り切ったものの土曜の昼過ぎにまた、右目の裏側から右側の後頭部にかけて圧迫するような痛みを感じ、1時間ほど横になる。楽になったのでラーメン屋へ行って遅い昼飯。田中慎弥「孤独論」、頭木弘樹カフカはなぜ自殺しなかったか」、末井昭「自殺」などを読書。前の二冊は半分流し読みで特別感銘を受けなかったが最後のは割と面白かった。自分の選書センスが悪いのか、面白い本、感銘を受ける本に巡り合う確率はどうだろう、7〜10冊に1冊程度だろうか。父親の病気が発覚し、人生の時間には限りがあることを改めて思い知り、10年以上積んでいたプルーストを年明けから読み始めたが、ただいま4冊目で足踏み中。仕事が忙しかったり、疲れたり、気がかりがあったりするとなかなか小説世界に入り込めない。というか小説を手に取る気にならない。精神的な余裕がないためだろう。そのくせ、真っ暗い部屋の布団の中でスマホでどうでもいいような情報を延々と摂取したりして我ながら馬鹿過ぎる。日曜日は散髪、先週作った眼鏡を受け取り、昼飯はスーパーで買った弁当とスープ。夜はパスタ自炊。ホウレンソウ、ブロッコリースプラウト、スモークサーモンなど。アマプラで「どろろ」を8話一気視聴。ほとんどアニメは見ないのだが、今期はこれと「ケムリクサ」が面白い。金曜の夜から腰に張りのような違和感を感じている。時間の経過とともに薄れていってはいるが思いのほか湿布が効かない。自分だけか、感覚に鈍いところがあって、痛いのだが湿布を貼ろうとすると痛みを感じている場所がどこらへんなのか分からなくなる。やはり馬鹿なのだ。夏樹静子「椅子がこわい」、岡檀「生き心地の良い町」を図書館で借りる。前者はタイムリーか。「ROMA」を見に行くため最寄駅へ行ったら人身事故で止まっていた。これはもう縁がないということか。もう行かない。