土曜日。金曜の夜に飲み会があり、さほど量を飲んでいないが、もともとアルコールに強くないし、体調もイマイチだったため、起きた時軽い二日酔い。鈍い頭痛程度だが。40を過ぎ、体力が衰え、平日五日間の仕事をこなせば金曜の退勤時間にはヘトヘトになっている。毎日7時間の睡眠時間を確保してなおこれだから、もっと寝ていなかったらどうなっているやら。以前は金曜の退勤後に映画館へレイトショーを見に行ったものだが、今それをしようものなら多分体調を崩す。安いし、人少ないし、行きたいのだが体力がそれを許してくれない。若い頃にはなかったし、将来自分がそうなるとは考えもしなかった。午後から女の人の家へ行き、鍋など作り、テレビを見る。夜、「ウトヤ島7月22日」を見に行く。退屈そうだから行くかどうか迷ったのだが、一応行ってみて、クーポンを使って1000円で見られたとはいえ予想通り退屈で、現在今年の映画ワースト。人物のショットばかりで状況が分からないので観ていてストレスが溜まる。ラストには少し驚いたが、大志を抱く人物は死に、「不純な」人物が生き残るのは、災厄を生き延びるのは運次第というリアリズムだろうか。見て楽しくなったり、充実した気分になれるような映画ではなかった。なんで見ようと思ったのだろう?スクリーンで「天気の子」の予告が見られたからよしとしようか。日曜日。午前中「ハンターキラー 潜行せよ」を観に行ったらコナン目当ての人で劇場内が混雑していた。映画は期待していなかった分楽しめた。潜水艦映画の醍醐味は(さして観ていないが)周囲が「見えない」ことによる緊迫感と、逃げ場がない閉塞感の表現にあるだろうと思っていて、それはどちらもこの映画でも表現されていた。並行して展開する地上の特殊部隊はバンバン銃撃戦を繰り広げてカタルシスがあって、娯楽としてよく考えられているなあと感心。国境を超えて同じ職業人同士の友情というのも、コテコテだが、難しいこと抜きに楽しみたい自分のような人間に向いている。帰宅してパスタ自炊。プルースト読書。軽く部屋の掃除。昼寝。連休中に大規模な部屋の模様替えをしたい子供部屋おじさん。夜、3回目の「Fate 4DX」を見に行く。4DXはアトラクションとして楽しいが、3回は多過ぎたか、少し飽きた。2回目の鑑賞が一番楽しかった。最近の休日は映画館に行くことしかしていない。