今週の休日

長い休暇の始まり。とりあえず週末分のみ、忘れないうちに。土曜日。やたらと寒い。10時頃起床。何をするでもなくダラダラ。昼食はマックのダブチ。午後、新宿へ。新宿武蔵野館で「ギルティ」鑑賞。コールセンター内だけで展開する映画。ヘッドホンの向こうで何が起きているのか、その映像は音から想像するしかない。想像によって凄惨であろうシーンはより恐ろしく感じられる。ミスリードに引っかかり、途中で驚いた。やたらと直情的な主人公に違和感と嫌悪感を抱きつつ見ていたらだんだんとその謎も明らかになる。一旦映画館を出て、やんばるにてやんばるそばを食す。沖縄そばを久しぶりに食べたが、こんなに美味かったかと少し感動。麺はボソボソしていないし、汁も程よい塩味。豚の角煮もうまし。650円で満足。その後紀伊国屋書店で立ち読み。再度映画館に戻り、今度は「ブラッククランズマン」鑑賞。こちらは終盤20分くらい寝た。会話のシーンが多くて動きのあるシーンが少なく思え、退屈。アダム・ドライバーに疑惑の目を向ける団体の幹部がいい味を出していた。ラストは自分には政治色が強く感じられて苦手。その後西武新宿線に乗ろうとしたら線路内への侵入のため運休していた。仕方ないので山手線経由で帰宅。日曜日。午前中、洗濯。少しプルースト読書。女の人の家へ行き、パスタとサラダをご馳走になる。その後映画館へ。「バーニング劇場版」鑑賞。原作に忠実な展開、メタファー。洗面所の引き出しの中のアクセサリーが怖い。ラストは現実だったのか、それとも創作内の空想だったのか。いない猫、井戸の記憶、片付いた部屋なども現実と空想の境界を曖昧にさせる。マジックアワーの中、三人が大麻を吸うシーンの美しさに感動。冴えない感じの主人公、胡散臭い金持ちの男、純真さとミステリアスな部分が同居するヒロインなど、三人とも役にハマっていたと思う。格差社会、若者の失業、クレカ借金などは韓国のみならず日本も同じだろう。