今週の休日

土曜日。午前中だらだら二度寝などして過ごす。今週は仕事が忙しかったのでいくらでも寝られる気がする。昼過ぎ、映画「テッド・バンディ」を見に行く。期待していなかったが、退屈せずに最後まで見られた。男女の愛情関係のやりとりが少し鼻についたものの、終盤の、判決のシーンからがよかった。マルコビッチ演じる裁判長の判決文の読み上げと、それを聞くバンディの表情。刑務所での元恋人同士のやりとりの緊迫感(指文字の怖さ)。ここらへんがクライマックスだったか。猟奇事件の犯人の映画だが残虐なシーンはほとんどなく。序盤と終盤ではバンディの人物像がだいぶ変わり、彼という人物が曖昧になっていくのは監督の趣旨だったのか。見ないと損とは思わないが、見て損したとも思わなかった。帰宅途中、餃子の満洲にて夕食。ビールを飲みながら有馬記念の予想。

日曜日。起きると鼻づまり、若干の頭痛。しかしシネ・リーブル池袋にて長篇「アイリッシュマン」を予約済みのため休むわけにもいかず、ユンケルと葛根湯を飲んで出かける。電車が座れてよかった。休憩なしの3時間半。終わりの方は尻が痛くてなった。映画は冗長だった。登場人物が多くて混乱した。権力と家族がテーマだったのか。なんだかよくわからないまま話が進み、終盤の暗殺のシーンも盛り上がりなく。デニーロが老齢になり体が不自由になってからの方が切実さがあってよかった。棺桶や墓を選ぶシーンとか。別に見なくてもよかったが、一度も寝ずに見られたのだからつまらなくはないということだろう。三時間半の映画を映画館で見たことへの満足感も少しある。「エクス・リブリス」も同じくらい長かったがこちらは本当退屈で何度も寝た覚えがある。この週末は、素直にこの世界のさらにいくつもの片隅にかSW(アナ雪2は今のところ候補ではない)に行くべきだったのかもしれないが、そちらはロングランになるだろうし年明け早々でも間に合うだろうから後回し。上映後有馬記念の結果を確認。アーモンドアイを本命に馬連¥1000と三連複5頭ボックス¥1000買って、本命は外したものの三連複の方が当たってくれて¥10000と少しになっていた。初心者にしては悪くない結果。2020年はG1をちょこちょこ買ってみるか。土曜夜、予想するのがなかなか楽しかった。どれだけ考えても思い通りの結果にならない競馬、何か教えられるところがある。体調は6割程度。今日も葛根湯を飲み、早く寝る。