2020年ゴールデンウィーク前半まとめ

9連休。例年ならばどこか温泉か海のある地方へ3泊程度の旅行へ行くところだが、今年は外出自粛要請が出ているため巣篭もり。連休の中日を過ぎたので前半を振り返るも、特にこれといったイベントもないためすでに忘れかけている。備忘録として残しておく。

 

4/29

朝から晩までswitchのslay the spireをやって檸檬堂を飲んで過ごした。くらいしか覚えていない。

 

4/30

快晴だったので寝具を干し、カバーを洗濯。あとは昨日に引き続きゲーム。好天の下さすがに不健康に思い近所の大きい公園まで散歩。ホトトギスの鳴き声が春めいていた。公園に人が多いみたいなことを聞いていたが、むしろいつもの休日より少なかった。ベンチに座ってスマホでネットをしているとなんとなく解放感を覚えた。自分の部屋は狭いので、一日中籠もっていると、気づかないうちに精神的な圧迫を受けているのかもしれない。空間が精神に与える影響の大きさ。郵便局へ行ったら、ソーシャルディスタンスをとって並ぶため店舗外まで行列になっていたので非日常感があった。帰宅してゲーム。

 

5/1

暑いくらいの陽気。昨日に続き洗濯。部屋の掃除。不用品を整理整頓する。売れそうなゲームなどが出てきたのでブックオフへ。メルカリやマケプレヤフオクの方が高く売れるのだろうが、売れるまでの間在庫として部屋に保管しておく羽目になるので、それならば多少安くてもブックオフで売ってしまった方が気分的に楽。3000円弱。帰宅して、いつもの公園より遠いスーパーまで買い物がてら散歩するも、あまりに遠くて着くまでに疲れ、汗もかいて後悔。スマホのナビアプリで調べたら往復で6キロだった。3キロくらいが自分にはちょうどいい。大きめのスーパーだがここも普段と変わらない人出だった。

 

5/2

女の人に渡すものがあり久々に顔を合わせる。といっても一時間程度。ケンタッキーをテイクアウトして駐車場に停めた車内で窓を開けて食べる。しかし途中で暑くなり、窓を閉めてエアコンをつける。帰宅して本棚を整理。300冊前後か。もっと減らしてスリム化したいのだが、いつ再読するかわからないような本でもそれを理由に手放す気にはなれない。アップリンクの動画配信サービスで見た「VHSテープを巻き戻せ!」というビデオテープに関するドキュメンタリーの中で、配信サービスは手軽さ・身軽さはあるが、提供者が配信を止める可能性への指摘があって、物理メディアを持っていることの安心感というのもあるなあと思った次第。今は盤石なサービスも将来どうなるかなんて誰にもわからない。本棚を整理して思ったのだが、本は並べないとダメだ。段ボールや押し入れにしまいこんでしまうと文字通り死蔵になる。松岡正剛が、本棚は音楽や映像でいうところの再生機器なんだ、みたいなことを何かに書いていた。たしかにそうかもしれない。背表紙が並んでいるとスッキリする。目に見える物量として積読が多すぎる、と気づけるのもいい。

 

5/3

衣替え。衣装ケース内の服を種類ごと色ごとに整理する。ピザハットで3ヶ月ぶりくらいのピザをテイクアウト。メニューを見ている時はわくわくして何枚でも食べられそうな気がするのに、実際食べると思ったほどいけないのはなぜか。つげ義春kindleと物理本で読む。自分は「ねじ式」や「ゲンセンカン主人」にはあまり興味なくて、もっぱら「旅もの」と「無能の人」シリーズを愛する。「ほんやら洞のべんさん」「カメラを売る」がとくに好きで、後者のラストで主人公が世話になった古物商たちへ感謝を込めて手を合わせるシーンに滲む哀感にしみじみする。「旅もの」が好きなのはもはや失われた日本の田舎の風景に惹かれるから。「貧困旅行記」もよかった。この人は文章もいい。「無能の人」シリーズは以前は全然興味なかったのにここ何年かで徐々に沁みるようになってきた。中年になったからか。子供部屋おじさん。連休中は継続して、昼食のパスタ自炊と左上腕のリハビリを行なっている。全然金を使わない連休。