川越駅西口を出てエントランスをまっすぐ行くとユープレイスという複合施設がある…のを先日知った。そういえばずっと工事していたような気がする。川越市街にはたまに行くけれど自動車で来ることがほとんどで駅周辺には疎い。川越駅は東口の方が栄えているので西口となるとさらに疎い。調べると今年の6月に開業した施設らしい。西口のマクドナルドがなくなっていて、マクドナルドがなくなることがあるのか、と驚いたがユープレイスの中にあったので移転したのかもしれない。この施設内にはリンガーハットや餃子の満州やインド料理屋やタリーズもある。そして今回行った舎鈴川越西口店もある。つけ麺が売りらしいけれども寒かったのでラーメンにした。このお店、あいみょんのライブを見に行ったさいたま新都心駅にもあったがその時はラーメンの気分ではなかったからスルーしていた。で、今回また見かけたからこれも何かの縁と思い入店。土曜日の昼飯時を少し過ぎた時間帯だったが席は半分以上埋まっていた。できたばかりのお店なので明るくて綺麗。
テーブル席はなく全席カウンター。入ってすぐ左に券売機。消毒用アルコールあり。店頭で広告の出ていた鴨だし玉中華そばの並を注文。なんと690円という良心的価格。同行者が注文した中華そば並は490円。ワンコインでラーメンが食べられるお店は今時分あまりない。スタッフに食券を渡すと席に案内される。リュックを背負っていたら荷物入れを出してもらえた。全席パーテーションによる仕切りあり。
5分から10分の間くらいで運ばれてきた。一見して、こういうのでいいんだよという見た目。「鴨の旨味とトリュフの香り」と広告では謳っていたけれども自分にはどちらもよくわからず。鴨はともかくトリュフはわかるはずがない。濃くも薄くもないいい塩梅の醤油スープが美味しい。ビジュアルもそうだが味もまたこういうのでいいんだよというオーソドックスな味。麺もこのスープによく絡んでよかった。具材はコスト面で制約があるのだろう、チャーシューの味が薄く、また自分の好みはトロトロチャーシューなのだけれど、入っていたのは結構しっかりした歯応えのある、ハムっぽい感じのチャーシューだったのでちょっと物足りなさあり。でも一杯の価格を考えたら全然いい。食べ終わって満足感があった。今日日千円札を出してほとんどお釣りのないラーメン屋が少なくない中でのこの価格はかなり頑張っていると思う。
