今年の夏季休暇は10日から14日までの5日間だった。
明日からまた仕事が始まる。
11日間もあったGWでさえ最終日にはあっという間に終わってしまった気がするのだから言わんや5日間をや、である。
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連日気温が35℃を超えた。日差しも強い。なので必要最低限の外出しかせず大半をエアコンの効いた部屋に引きこもって過ごした。
引きこもって、1年間中断していたティアキンを再開、ようやくクリアした。
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再開して最初のあたりはめんどくさかったが(めんどくさくなって中断したのだから当然なのだが)少し我慢してプレイしていたら徐々にのめり込んでいった。
で、休暇中に無事クリアすることができた。
ラストダンジョンが不気味でよかった。
最後の戦いは熱かった。
クリアして満足感、充実感を覚えた。
今年の夏季休暇はティアキン一色と言っていいだろう。
クリアしたけれどもう少し装備を強化したりミニイベントをこなしたりしたくなったので今もまだ続けている。何度かリプレイしてラスボス戦も多少慣れてきた。
ゲームに夢中になってしまうと生活がおろそかになってしまう悪い癖が自分にはある。夜更かしして次の日昼過ぎまで寝てしまったり、部屋の掃除や寝具の洗濯など休暇中にやるつもりでいたことを後回しにしてしまったり。よろしくない。ゲームボーイの魔界塔士SaGaに夢中になった中学生の頃からそうだった。40代後半の今もあの頃から成長していない。
結局、寝具の洗濯は休暇4日目に、部屋の床拭きは最終日の今日になってしまった。
それでもやっただけマシか。GWのときと同じく、休暇前にやるべきことをメモに書き出してリスト化し、夜寝る前にやった箇所に線を引いて消していった。頭の中で考えているだけより書き出した方が効果的な気がする。
5日間しかないし、暑くてあまり体を動かす気になれないので、GWのときと比べるとリストは薄い内容だったが。
休暇に入る前からだけどテレビもインターネットも見ない日々を送った(送っている)。
ネットはたまに少し見てしまったが入り浸らなかった。
テレビはほとんど見ていない。だからパリ五輪の話題は全然知らない。
テレビのニュースも、インターネットとくにSNSも、見ていて楽しくなるより嫌な気持ちになることの方が多いと感じるようになったので今後も適度に距離を置いて付き合っていくつもり。
リモコンやマウスの代わりに手に取ったのはSwitchのコントローラと本。
ハイラル王国を探索し、飽きたり疲れたりしたら気分転換にホラー小説を読む。
こんなふうに過ごすうちにだんだん世の中の出来事への関心を失っていくのだろう。新しい話題についていけず、昔の音楽ばかり聴き、金と健康しか真面目に考えることがない、つまらない中年男になっていくのだろう。
べつに構わない。
休暇中に読んだ本は2冊。澤村伊智『怪談小説という名の小説怪談』と小野不由美『残穢』。どちらもよかったがとくに後者はこれまで自分が読んできたホラーの中でもトップクラスに怖かった…というか気味が悪かった。読んだあとでもう何度目になるか忘れたが映画版をアマプラで見返したらやっぱり怖くて感心した。映画は地図のおかげで土地の来歴がわかりやすい反面、肝心の「穢れは伝染し、拡大する」ことへの言及が弱いのと、最後の最後で安っぽいホラー表現が出てくるのが惜しい。主人公がへんな電話を受けるシーンで終わりの方が余韻があってよかった。
ここのところホラー小説ばかり読んでいる。これまでろくに読んでこなかったので新鮮で面白い。海外のもいくつか読んだがピンとこないのが多くて日本のものばかり選んでしまう。キリスト教や悪魔絡みの話ってどうも乗れない。土俗的な因習や因縁による祟りなど、湿度の高い日本のフォークホラーが自分の好みらしい。と、数を読んでいくうちにだんだんわかってきた。
暇だったので映画館へも2回行った。『ツイスターズ』の4DXと『スージー・サーチ』。どちらも悪くはなかったが格別面白くもなかった。前者は遊園地のアトラクションばりにシートが揺れるのは楽しいが映画としては微妙。竜巻が次から次へと都合よく起きすぎ。デイジー・エドガー=ジョーンズをスクリーンで見られたので眼福だったが。後者はヒッチコックの『サイコ』を100倍に薄めたような感じ。
晩酌しない生活を40日ほど続けている。禁酒してるわけじゃない。飲んでしまうと眠くなったり頭がぼーっとしたりで機会損失が大きいので家で一人で飲むのをやめてるだけ。外では飲む。アルコールを飲まなくても苦にならない。でもコーヒーは無理で、飲まないと飲みたい気持ちが強くなってイライラする。カフェイン依存症かもしれない。