フォローしている昭和記念公園公式のXアカウントがサザンカが咲いてると告知していたので花の写真を撮りたくなり行ってきた。秋からこっち、休日は積極的に出かけている。例年、冬はダウナーなのでダウナーになる暇を自分に与えないようにしようと思って。
朝からかなりの強風。Yahoo!天気アプリによると風速5メートル。かぶっていたキャップが風で飛ばされる場面も。金曜日に洗車したばっかりだったのでちょっと腹が立ったが自然には勝てない。寒いので今季初のダウン着用で出発。
到着は10時半頃。駐車場はがら空き。前回来たのは今年の6月、紫陽花の写真を撮りに。
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入園するなりハート型に寄せ集められたイチョウの葉がお出迎え。
以下、園内の写真はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROで撮影。久々にズームレンズを持ち出した。車移動だと荷物が大きくても関係ないので便利。
イチョウはすっかり落葉していた。
以前樹木に詳しい増田も書いていたがイチョウは「生きた化石」とも呼ばれるようだ。
何かが空を飛んでいる。
この噴水を見ると昭和記念公園に来たって気分になる。
ここまで寄れる。ここんとこ単焦点ばっかり持ち出してたからズームレンズの便利さに感動する。
犬を連れてる方多し。俺も犬飼いてえ…けど飼えないからよその犬を見て満足しておく。
広場。なんか赤いのがあるから行ってみる。
カエデ、まだいてくれたのか。しかし風が強すぎてピンボケしまくり。
というかサザンカを撮りに来たんじゃないんかい。
謎オブジェその1。
うろうろしていたら…。
見つけた! けど、風強すぎて揺れるからボケまくり思うように撮れない。
謎オブジェその2。
写真を撮りながら前回雨のため行くのを断念した日本庭園を目指す。
距離がだいぶある。昭和記念公園はかなり広い。東京ドーム40個分。元は飛行場。
カモもいる。
ボケボケ。
青空に赤は映えるなあ。
逆光。
サザンカよりカエデの方が撮り甲斐がある気がしてきた。
ハーブ園のパンジー。
サントリナ。
カエデオンザウォーター。
冬の陽。
もうすぐクリスマス。
何気なく足元を見たらヘビ発見。シマヘビの子供? 来年巳年だから縁起いいんじゃないの、これ。
想像しろ、満開の桜を。想像の目には見えるはずだ。
???「ねえ、なんだか、まるで雪みたいじゃない?」
目指す目的地はまだ遠い。
園内でマラソン大会やってて通行が制限されてた。ショートカットのつもりでディスクゴルフ場なる場所に足を踏み入れたら迷いかける。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
さまよってトンネル潜ったらこどもの森なる場所に出た。
林の中一歩手前みたいな場所からいきなり家族づれで賑わう空間に出たので狐につままれた気分に。
ここは初めて来たけどすごい空間。なんとピラミッドがある。ピラミッドに登るとメタセコイアの眺めが圧巻。こんな場所が昭和記念公園の中にあったんだ。何度も来てたのに知らなかった。
ピラミッドがあるならドラゴンもいるに決まってるんだよなあ(謎)
今回は空腹と、歩き疲れと、風強いのと、日本庭園に早く行きたかったのとで探索しなかったけど、ここには他にすり鉢状の噴水や石のトンネルもあるみたい。
かたき地面に竹が生え
地上にするどく竹が生え…
散りぬるを。
待ち続けてもバスは来ず、手紙は届かない、そんな俺の人生。
ようやっと到着。この時点で入園から2時間以上経っていた。
眺めよき。
いつか渡月橋に行ってみたい。
この雪吊りの縄のしなり具合から強風のほどがわかろうというもの。
亀に松とはこれまた縁起がいい。
ホワイトバランスを晴天から日陰に変更したらウォーミーでノスタルジックな色調になった。
いつか養老渓谷に行ってみたい。
概念としてのJAPANって感じ。
盆栽園に寄り道。
スナゴケ。
君の名は…すみません忘れてしまいました。
カエデオンザロード。
竹、竹、竹が生え。
入園から3時間経過。足疲れたし、空腹だしで抹茶と生菓子で一服。
サザンカよりカエデの方が撮った写真が多いとはこれいかに。
帰り道は園内を周遊するパークトレインを利用した。
園を出たのが14時過ぎ。
昼飯がまだなのでとりあえず何か食べようとなり、立川に来たときは必ず行くうどん屋さんへ行くことにする。
すげー好きなお店。近所に欲しい。うどんが旨いのはもちろん天ぷらも旨いし店内の雰囲気もいい。開店から閉店まで通し営業なのも行きやすくてありがたい。車は少し離れたコインパーキングに駐車。
以下の写真は全部iPhone15。
三角あげうどんととり天、ちくわ天。出汁はわからんけど旨い。ごくごくいける。うどんは讃岐じゃなくてオリジナル? コシつるつるってほどじゃない。ソフトな食感で食べやすい。三角あげは味が染みていてジューシー。天ぷらはサクサク。マジ毎日でも食える。
一時期はラーメンをよく食ってたけど今はラーメンよりうどんですね。
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せっかく立川まで来たので玉屋ともう一箇所行きたいところがあった。
昭和記念公園の近くに何か面白そうな場所がないかとGoogleマップを見ていて見つけた南極・北極科学館。南極の昭和基地の展示があると知り興味を持った。
国立極地研究所が一般向けに公開している施設みたい。駐車場は研究所のを利用できる。観覧、なんと無料。
開館は17時まで。16時少し前に入館。
入ってすぐ、南極の氷に触れちゃうんです。触った感じでは普通の氷だった。
1968年から69年に使用されていた雪上車。
雪上車ができる前は犬ぞりを使用していた。南極の犬ぞりといったらタロとジロ。置き去りにしてひでえ…と思うもののそれも一種のヒューマニズムで、昨今話題の人里に降りてきた熊を駆除するのを残酷だとクレームを入れる人らのメンタリティと大差ないのでは、とか自省しちゃうとわけわからなくなってくる。薬学研究のためのラットやモルモットも。
内部。ランタン、ベンチ、通信設備。右手前には2コンロのキッチンスペースもある。
昭和基地の個室。4畳ちょっと。広くはないが買い物しないから物が増えることはないし居住だけなら十分なのかも。トイレは水洗。
昭和基地の模型。汚水処理設備があるから調理や排泄などの生活ができるのか。駐車場は…と探しかけて停め放題だよなと気づいて我ながら可笑しかった。
ライブカメラで昭和基地とつながっていて様子がモニタで見られる。
ホッキョクグマの剥製。
ホッキョクギツネの剥製。アザラシのほかペンギンやカモメなど極地でも結構な生き物が生息している。北極でも海中なら-2℃くらいと意外とそこまで寒くない。
これ面白かった。顕微鏡で鉱物の構造が見られるんだけどここで見られるコンドリュールってのは地球では見られない構造だという。つまり宇宙から来たってことなんだろうか? ここで宇宙と南極がつながるのか。
オーロラが見られる小規模なプラネタリウムがある。背もたれを倒せるのがよかった。オーロラはモニタでも見られる。光のカーテンが色を変えながらたなびくさまを生で見たらちょっと価値観変わりそうな気がする。神の存在を信じてしまいそう。
最近思うんだけど、生きるのに悩んだら哲学書とか読むより自然科学の本を読む方がもしかしたら慰めになるんじゃないか。宇宙の広さ、惑星の寿命、人間と全く異質な生物たちの世界、そうした知識は偏った価値観にとらわれているちっぽけな自身を相対化するいい助けになるんじゃないだろうか。もっと理科系の勉強をしっかりやればよかった、小説(たまに人文書)ばかり熱心に読まないでもっと自然科学系の本に親しんでくればよかった、そうすればもう少し豊かな心で生きられたんじゃないか、最近YouTubeで宇宙関連の動画をよく見るようになってそう思う。
閉館少し前に退出。外はすっかり日が暮れていた。
帰り道は少々渋滞。慣れない道で渋滞にはまると疲れる。肩は凝るし背中は張るしで辛い。途中コンビニに寄ってコーヒー飲んで一服。イオンで夕食を買って帰宅。少し寝た。歩数11000歩。
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