承前。
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6月に続き東北へ1泊2日で行ってきた。今回の目的地は福島県浜通り。交通手段はマイカー。当初は日帰りを考えていたが片道300kmほどの距離、さすがにこれを一日で往復は体力的に無理だろう…と先月の銚子行きのドライブから学んだので泊まることにした。公共交通機関と違い車なら何人乗ろうと高速料金は同じなので女の人も同行した。
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目当ては海鮮、震災遺構、震災と原発に関する資料館。この記事には震災遺構および東日本大震災関連の写真が出てくるのでご承知おきください。
圏央道から常磐自動車道を経由し常総双葉ICで降りる。そこから下道をしばらく走って昼少し過ぎに道の駅なみえに到着。道中は非常にスムーズ。途中で休憩を挟んだにも関わらずナビの当初の予定時刻に着いた。駐車場は7割くらい埋まっていた。

俺はポケモンに疎いので知らないのだが、このラッキーというキャラは「ふくしま応援ポケモン」で、道の駅内には彼(?)の遊具が設置されたラッキー公園がある。


フードテラスかなでで海鮮丼を注文。しらすの量がすごかった。ちょうど昼時だったのもあってかなりの混雑。先に席を確保してから食券を購入する。

食後のデザートとして甘酒ソフトクリーム(ノンアルコール)をいただく。

道の駅なみえから車で少し行ったところに震災遺構 浪江町立請戸小学校がある。










請戸小学校から車で5分ほどの場所に東日本大震災・原子力災害伝承館がある。








2階、見覚えのある当時の報道写真が壁二面にわたって展示されている。端から見ていくうちに来るものがあった。ここに写っている人たちは今どうしているのだろう。




道路を挟んで伝承館の向かいにあるビジネスホテルARM双葉に投宿。複数の棟に分かれている。風呂やレストランも敷地内にある。が、閉まるのが早い。この日は風呂が20時まで、レストランは21時まで(うろ覚え)だった。風呂は朝は使えない。伝承館の前にある双葉町産業交流センターにファミマが入っているが20時で閉店。近くには他に食事や買い出しできる店はないので自然と夜は早くなる。ホテル自体、23時でフロントが無人になってしまう。
食事処貞で豚丼(並)とメヒカリの唐揚げと生中を注文。

そのあとファミマでドリンクを購入して、部屋に戻って参院選の開票を適当に見て早めに就寝。
翌朝は5時過ぎに起床。朝食の前に郡山海岸まで車で行ってみようとしたら道路が封鎖されていたので断念。散歩するには日差しが強く、体によくないと思い、おとなしくホテルに戻って朝食をいただく。

駐車場は広いのに停まっている車は少ない。人もあまりおらず、夏の陽気が却って寂しさを強めるようだった。しかしそのおかげで部屋はとても静かで安眠できた。ホテルに泊まるとほぼ毎回隣室や上階のドスンドスン音に悩まされる俺にとっては天国だった。

8時半過ぎチェックアウト。南下して富岡町へ向かう。
その途中に福島第一原子力発電所の案内表示を見かけ、車を停める。もちろん原発へ通じる道路は封鎖されている。遠くに、おそらく第一原発ではないかと思われる建屋がかろうじて見えた。現在廃炉作業が進められている。



とみおかアーカイブ・ミュージアムに到着。
震災関連の収蔵品をメインに見たけれどもこの施設は震災を含めた富岡町の歴史を保存している。震災時のメモ、切符、個人の日記などの収蔵品は、そうした日常的なささやかな品々が歴史を語る上でどれほど重要か教えてくれる。
避難先に杉戸町の名があった。さいたまスーパーアリーナといい、埼玉と福島は縁があったんだな。









入館時、海の日だからと塩を頂いた。入館料無料の上そこまでサービスされるのは恐縮なのでわずかばかりの寄付と公式パンフの購入をした。話には聞くマンホールカードも初入手。

とみおかアーカイブ・ミュージアムから南へ。人も車も少ない。富岡川を渡ったときあまりに夏を感じさせる景色が見えたので車を停めて写真を撮った。浜通りのあちこちに、素晴らしい景色がある。夏旅するのにいいところだ。

東京電力廃炉資料館に到着。館内はほぼすべて撮影不可。現在進行中の第一原発の廃炉作業について知ることができる。津波の浸水による電源喪失、冷却制御不能、水素爆発、炉心融解。動画で視聴して改めて事故の経緯を思い出す。東日本大震災の被害が甚大になったのは、地震、津波、原発事故が合わさった複合災害だったためだ。

今回の見学は以上で終了。あとは飯食ってお土産買って帰るだけ。
道の駅ならはで休憩してマンゴージェラートを食す。

南下して道の駅よつくら港で昼飯にする。ここは海水浴場のそばにあるためか駐車場がかなり広く、家族連れが大勢いて賑わっていた。結構距離あるのに子供たちのきゃあきゃあ楽しそうな声が風に乗って聞こえてきた。


二階フードコートに入っている寿司処和で特選握りを注文。金沢でも仙台でも銚子でも寿司を食う機会がなかったから、やっと寿司が食える! とかなりテンションが上がった。結果、非常に美味でした。ありがとうございました。

せっかく福島に来たのにろくに海を見てないね、つうわけで久之浜・波立海水浴場へ。ここでも子供たちがきゃあきゃあ楽しんでいた。弁天島へ渡る。



海も満喫したのでもう思い残すことはなく、満足感とともに帰路に就いた。
帰りも来たときと同じ常磐道から圏央道経由。渋滞なくスムーズに走れた。