大晦日の夜。働き方改革かワークライフバランスか人手不足か、大晦日は早仕舞い、元日は休業のお店が増えた。20時を過ぎると街は暗い。行き交う車は心なしか少なく感じられ、住宅地を歩く人の姿はまばら。俺が子供だった頃の大晦日もこんな雰囲気だった。置いてけぼりにされたような心細さ、寂しさが心地いい。
映画館から帰宅して風呂に入り獺祭を飲みながら朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』を読み終えて余韻に浸っていたら日付が変わっていた。推し活と陰謀論と中年男性の孤独についての話。それぞれを三人の主人公が体現する。
1時頃に就寝。
元日。6時頃にいったん目を覚まし、コーヒーを淹れる。前夜久々の晩酌、起きると頭の芯が重くてだるい。酒は大勢でわいわい飲むなら楽しくていいが、一人で飲むのはいいもんじゃねえな、と思う。たとえそれが獺祭だったとしても。夜に一人で飲むならノンカフェインのルイボスティーでいい。
酒にもタバコにもギャンブルにもハマれない人生。何をやっても長続きしない。
スマホではてブをだらだら見ているうちに眠くなり二度寝。起きたら10時過ぎだった。リビングへ行って両親に新年の挨拶。俺が寝ているあいだにおせち一段手をつけたとのこと。先に写真だけ撮っておけばよかった。今年は京都しょうざん和洋おせち料理をJREモールで予約した。JREモールで買ったのは、そのときちょうどキャンペーン中でポイント10%還元だったから。

旨いからとかの理由ではなく、正月のムードを盛り上げて浸るために、おせち料理は必要だ、と考える。いつかそう遠くない将来、一人きりで正月を過ごすようになっても俺は正月におせちを食べ続ける。正月には華やぎが要る。おせちの非日常感は新たな一年を始めるにあたってのスイッチにもなる。
このブログを書くようになってから毎年、年初に一年の抱負めいたことを書いている。が、今年はこれといってない。去年、いろいろ目標を挙げてみたものの年末に確認すると未達のものが多く、俺にしては仕事を頑張ったり、あちこち旅行して楽しんだり、いい一年だったにも関わらず、最後の最後であれも未達これも未達でなんだかダメな一年を過ごしたような微妙な気持ちになってしまった。
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なので今年は目標は立てない。やりたいことをいくつか考えてはいるけれどアウトプットはしない。胸の中に秘めておく。あまり予定や計画に縛られず、自由に、行き当たりばったりでいいんじゃないの。今年は去年より仕事の責任が軽くなる。会社員としての天井も見えているのでダウンシフトの方向でやっていこうと思う*1。怠惰に一年を過ごそう。
1月2月、フリーレンの2期放映とまどマギの映画公開がある。それを楽しみに寒くて暗くて憂鬱な冬を乗り切れそう。春になったらどこかへ旅行したい。行きたいところはたくさんある。

夕食は買ってきた寿司。向田邦子は買ってきたものをパックから皿に移し替えて食べたという。さすがお嬢様。俺もそれに倣う。独身中年ってどうしても効率重視、パックの蓋を醤油皿代わりにしたり、洗い物が少なくて済むなら鍋やフライパンから直接食えばいい、みたいになりがちだが、そういう日々の暮らしぶりの雑さが佇まいや所作に現れていかにもな独身中年の出来上がり、につながるんじゃないか、と職場の独身の先輩を見て思うので*2、丁寧にやる余裕があるときはなるべく丁寧に生活をやっていきたいと思っている。
この記事はChill with Youをプレイ(?)しながら書いた。はてブで存在を知り、作業用によさそうと思って購入。
MacでもSteamができるって知らなかった。初めてゲームを入れた。チルな音楽を聴きながらポモドーロタイマーとして使っている。今のところいい感じ。
わざわざゲームを買わなくてもYouTubeでチルな音楽流せばいいんじゃね? とも思ったけど「Steamアプリを入れてゲームを買う」という初めてのタスクをやるのも勉強だと思ったのでやってみた。日常がルーティンになりがちな独身中年、初めてのこと、新しいことを億劫がってやらないでいるうちに時代に取り残され、気づいたらできないことだらけになっていました、なんてオチになりかねない。
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