お出かけの参照元いろいろ

このブログには「お出かけ」カテゴリがある。「旅行」や「外出」などカテゴリ名に迷った挙句につけた。泊まりならともかく休日の半日程度の外出に対して前者だと大袈裟、後者だと逆に泊まりの場合に的外れな気がして、中年男性が使うにしては幼稚な響きで恥ずかしいけれども結局「お出かけ」に落ち着いた。

お出かけ カテゴリーの記事一覧 - 生存記録

 

面白そう、行ってみたいと思った場所は都度Googleマップで地点を保存している。その情報源を挙げる。

 

kashmir『ぱらのま』

鉄道マニアなお姉さんがあちこち出かける漫画。鉄道マニアではない俺が1巻を読んで興味を持ちサンライズ瀬戸に乗って高松まで行ったのは2023年のこと。三県境(8巻に登場)や文京区の坂(4巻に登場)へ行ったのもこの漫画の影響(のような気がする。行ってから読み返してこの漫画に出てきてたから知ったのか、と思い出した)。去年訪れた西伊豆の松崎町も出てくるが(1巻)、俺がここへ行ったのはこの漫画の影響ではなくてつげ義春「長八の宿」の巡礼として。いつか盤州干潟や飛騨金山の筋骨めぐりに行ってみたい。

 

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panpanya『そぞろ各地探訪』

panpanyaさんの旅行記を一冊にまとめたもの。

panpanyaさんの視線は路上観察学的。日常風景に溶け込んで見落とされがちな違和やオブジェクトへの関心。この本に出てきたからという理由で訪れたのは都内の山(箱根山、飛鳥山、愛宕山)くらいだけど、場所の情報源としてというよりお出かけした際の楽しみ方のマインドを教えられた。どこであろうと視点を変えれば楽しむことができるし、異質な空間へと変容させることが可能だと。空港を徒歩でさまよう話がまさにそれで、設計思想から逸脱した行動に出た途端、空港は移動のための場であることをやめ巨大な迷宮として立ち現れる。

 

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ルーツ『ルーツレポ』

この本もpanpanyaさんの本と同じで実際に紹介されている場所へ行くというよりは楽しみ方のマインドを教えてくれる。

 

この漫画は同じくおじさん(と言っても俺よりずっと若そうだし結婚して子供もいるが)の著者があちこち出かけてその模様をレポするというもの。ガワが美少女なので読んでいてむさ苦しさがないのが素晴らしい。

 

紹介されるのは餃子フェス、目黒寄生虫館、はとバスツアー、ボートレース、伊豆大島、スキー場、蔵元見学、登山、キャンプなど。関東近辺在住ならそれほどコストがかからず楽しめそうな行き先ばかりだが何もこの漫画をなぞる必要はない。自分の近所で何かしら見つけて行ってみたりやってみたりすればいいのではないだろうか。本書で真似すべきは内容ではなくその精神。

中年以降の生き方を考えるための5冊 - 生存記録

 

この漫画の影響を受けて2019年の大晦日に上映時間7時間以上の映画『サタンタンゴ』を見に行った。『サタンタンゴ』を見た人は長時間の映画を恐れなくなる…かもしれない。現在上映中の映画『急に具合が悪くなる』が3時間16分と聞いても「0.5サタンタンゴだな」と考えると大して長くないように思える(そうか?)。

nlab.itmedia.co.jp

 

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スズキナオさんのエッセイ

 

どちらの本もタイトルが魅力的。スズキナオさんは大阪在住のため紹介される場所は関西圏が多く埼玉在住の自分には縁遠い。それにたびたび取り上げられる銭湯やラーメン屋に対する思い入れも強くないので行くことはないと思っている。だから具体的な場所のガイドではなく上でも述べた楽しみ方のマインドを教えてくれる本として読んだ。遠くまでわざわざ出かけなくても近所で、普段着で、冒険はできる。

 

dailyportalz.jp

 

 

安田現象さんのVlogアニメ


www.youtube.com

メジェ子の声としゃべりがかわいすぎる。最近知ってアホみたいにリピートしている。動画の尺も長すぎず短すぎずでちょうどいい。浅草で登山、上野の大仏参り、都内で2000円の宿に泊まるの3つの回が現在公開されている。東京はお金を使わなくても楽しめる場所がたくさんあってすごい。いや東京に限らず、その人の文化資本というか教養というか、そういうの次第でどこにいてもお金を使わずに半日、一日、楽しく過ごすことは可能なのだ。楽しさと出費は必ずしも比例しない。

 

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って、この文脈で自分のブログ記事を引用すると俺が文化資本だか教養だかに富んだ人間だと自負してるようで恥ずかしい。

 

 

Xの投稿

荒れた場かもしれないが利用者の多いSNSだから情報量も多い。石が大半の玉石混交なので使い方次第で有用にも有害にもなる。これはと思ったものをブックマークして保存しておく。フォローしている人の投稿の場合もあるし、知らない投稿者の場合もある。

 

 

 

以上。

これらを参考にしつつ、あとは新海誠作品やつげ義春作品や他にも何かフィクションの聖地巡礼的なものも意識しつつ*1、天気と体調がよい休日に出かけていく。

 

SNSへの投稿目的やらインバウンドの増加やらで有名な観光地は混みがちだからそういう場所はなるべく避けるようにしている。人が多いと疲れるし、人混みを見にきたみたいになってしまう。

京都離れの日本人、金閣寺・清水寺でも集客減少-奈良が人気集める

これが見たいとかあれが食べたいとか主体的な動機があったり、混むの嫌だからマイナーなところ行こうとか考えて旅行する人なんて少数で、大半はメディアが取り上げるメジャー観光地へ行けばそれでいいんだろう。

2025/08/02 16:21

 

去年はよく東北へ旅行した。震災遺構を見ておくためだった。大宮から仙台まで新幹線でたった70分だともっと早く知っていたらもっと若いうちから行っていただろうに、もったいないことをした。福島、宮城へは今年も行く予定である。

 

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今はバブル期の遺産に関心がある。先日行った清里旅行はその流れ。アラフィフとしては子供の頃さんざんテレビCMで見たハトヤホテルやホテル三日月へも一度行っておきたい気持ちがある。それらとはべつに、秋にバブル期の遺産をめぐる旅行を計画している。

 

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バブルの肖像

バブルの肖像

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*1:『かまいたちの夜』のクヌルプなどhttps://hayasinonakanozou.hatenablog.com/entry/2024/06/16/062606