今週の休日

三連休。土曜日。女の人と新宿。慎でランチ。30分程度並ぶ。やたら外国人観光客と思しき人たちの姿あり。天かけ1300円。東急ハンズへ移動しバッグを見る。ポーターのレザーボストンを見に来たがなく。サザンテラスで一服し、無印でスヌードを購入。アメ横で買ったライダースと合わせる。女の人からポジティブな評価を頂く。紀伊國屋書店で少し立ち読み。買おうかどうしようか迷っていた本があったが、読んでも全然頭に入ってこないので諦める。読めなければ楽しめない。すでに40を過ぎた。知性の伸びしろなどない。自分の残りの人生、撤退戦だ。今読めない本ならば今後読めるようになるとも思えない。見栄や憧れといった理由で本を買うことがなくなった。これを読めば今よりマシな人間になれるのではないか。そんな期待はとうに捨てた。今年は例年と比較して全然本を買っていない。読んでいない。プルーストもまだ読み終わらない。現在11巻の真ん中あたり。帰宅し、近所のインドカレー 屋で夕食。

日曜日。MOVIXさいたまにて「ガリーボーイ」鑑賞。インドのラッパーの実話だという。彼の地の貧困、女性の抑圧、因習、そういったものから解放されることが彼にとっての音楽だった。筋はありふれたサクセスストーリーだが舞台の目新しさで退屈せずに見られる。ユーモアもある。この映画を見るために電車で来たが、さいたま新都心駅の改札を出る時モバイルSuicaが反応せず。Walletに登録した他のカードと一緒に消えていた。結局この日一日復旧できず、翌朝に再登録でき、金額も全て戻ってきた。何年ぶりかで切符を買った。IT化は便利だが脆い一面もある。餃子の満洲にてランチ。その後だらだら。ホロウナイトで純粋なる器も楽勝できるレベルになった。アホのように二時間くらいひたすら戦っていた。延々と同じ対戦を繰り返す。これではまるで練習だ。少し読書。

月曜日。イオンシネマ板橋にて「ザ・レセプショニスト」鑑賞。予想していた通りつまらない映画だったが、予想していたよりは面白かった。でもつまらなかったが。全編、画面が暗い。ストーリーはありきたりな、この手の映画として想像の範囲を越えないもの。舞台がほぼ家の中だけなので飽きる。最後の希望が感じられるラストは唐突な印象を受けた。主人公の目力は凄い。彼女の顔に見入ってしまった。上映中、やたらとビニールをいじる女性客がいて閉口した。高齢のようだったので耳が遠くて音の大きさに気付かないのか、何度も開けたり、閉じたりして持ち込み菓子を食べ。腕時計をチラチラ、携帯パカパカ。明らかに映画に興味がない様子。同じ映画館で以前「岬の兄妹」を見た時に上映中ずっと喋っている高齢の夫婦がいて上映後他の客が文句を言ったことがあった。ここは他の映画館に比べて映画に興味ない客が来るイメージが強く、鑑賞中不快な思いをすることが多い。しかしイオンカード払いでチケットが1000円で買えるし、珍しい映画をやってくれる貴重な映画館なので通いたい気持ちもあり、悩ましい。来週の「アースクエイクバード」も見に行く予定でいる。帰宅して美容室。ホロウナイト少し、プルースト少し。これを書いたらパスタを作る。