46歳、健康に課金する

本日、せっかくの平日休みだったので久々に山歩きに行く予定を立てていた。

山へ行く日の朝は早い。

前日、早寝したので4時前に目が覚めたのだが起きると頭が重く、なんだかぼーっとする。

花粉症の一症状だろうか。今年は例年に増して苦しめられている。

気分が上がらない。その気にならない。

おまけに外ではものすごい強風が吹いている音が聞こえてくる。

1時間近く考えた末、その時になっても気分が乗らないので、行くのをよした。明日、一泊旅行に行くのに長距離を運転するので今日無理して疲れを残したくなかったのもある。俺も歳をとった。30代だったら気分なんて無視して強行しただろう。

しかし、もう30代ではない。

行かないと決めたら急に眠くなり、二度寝した。

 

起きて飯、納豆、味噌汁のいつもの朝食を済ませ、ほうじ茶を飲んで一服したあと、Switchの電源を入れFit Boxing2を立ち上げた。1月に買って放置していたこのソフトを先週からようやく始めたのだ。といっても今日で2回目。先週日曜に初めてやったら予想を上回る運動量で、翌日から上腕と背中が軽度の筋肉痛に。腕はともかく背中の筋肉痛はあまりなったことがないので新鮮だった。筋肉痛の時は無理して動かさない、というのが俺の運動のイズムなので休養にあて、今日ようやく痛みが取れたので二度目をやった。

 

メニューはデイリーのダイエットコース。「いつも通り」で運動前後にストレッチを挟んで38分。実際にやるまでは舐めてたけどやってみると結構汗ばむ。運動量ある。インストラクターは早見沙織ボイスの女性。リズム感ないので前後のリズムがうまくとれない。終盤の、だれてくるタイミングで「あなたならできますよ」と叱咤してくれるの、うまいなあと感心する。350キロカロリー弱消費する。

 

Fit Boxingを始めたのは日常的に運動をしたかったから。自宅から歩いて15分ほどの場所にスポーツジムがあるが運動のために外出するってのはハードルが高い。仕事帰りならなおのこと。天気が悪い日もある、夜中や早朝に運動したい日もある、人の目があるから最低限の身なりは整えないといけない…そういう諸々が挫折の原因となる。金もかかる。Fit Boxingなら出かけなくて済むし、いつでもやりたい時にやれるし、自室の中で誰にも見られないから全裸でやったっていいし、ソフトは買い切り。その分運動強度は弱いかもしれないが、強い運動でも続かなければ意味がないので、だったら弱い運動だったとしても続くほうがまし。いや、弱いのかどうか。結構効果あるみたい。

 

news.denfaminicogamer.jp

 

togetter.com

 

ダイエットもいいが怪我予防や痛みの改善はもっと大事。幸い、数年前に四十肩やって以降は体の痛みとは無縁だが。

 

リングフィットにしなかったのはソフトが高額だから。買ってやらなくなったらもったいないし、リングが場所取って邪魔そうだし。とりあえずコントローラがあればプレイできるFit Boxingで試してみて、いい感じだったらリングフィットにもトライしてみようと考えた。

まだ2回しかやってないので今後も継続して経過観察。

 

コントローラにこれ付けてる。

 

 

最近、オムロンの血圧計と体重・体組成計を買った。

ちょっと高いグレードの、スマホアプリ「オムロンコネクト」対応のやつ。

 

体重・体組成計はこれじゃなくてHBF230TってのなんだがAmazonの商品画像が出てこない。乗ると自動で電源オンになるので便利。

 

会社の健康診断ではとくに大きな異常はない。血圧は健康範囲内。しかし異常があってからでは遅いので異常の予防または早期発見や生活習慣見直しの観点から購入。

Bluetoothでアプリと接続すると計測した数値が送信され、データとして残る。グラフ化もできる。以前、体重と体脂肪率を計測しては手動でログを付けていたのだが面倒くさくて長続きしなかった。オートでできる便利さは習慣化して継続するのに大いに助けになる。

 

俺の体重67kg。身長173cmにしてはちょっと重い。20歳の頃は同じ身長で58kgくらいだったのに中年になるにつれ増えていった。歳をとると基礎代謝が落ちるせいで若い頃のようにはスムーズに減量できない。可能なら63kgまで減らしたいのだが。体重・体組成計で計測すると体年齢40歳と出る。35歳くらいにならないかな。

 

 

午後、強風の中散歩に出かけた。60分歩くつもりだったが風が冷たくて耳が痛くなったので40分で帰ってきた。今年は運動としての散歩を習慣化しようと思っていたのだが1月2月は気分が落ちてて外出る気になれず、最近ようやく暖かくなってきたものの花粉と強風(3月ってこんな風強い日ばっかりの季節だったっけ?)に邪魔されてできずにいる。

 

 

10代の若い頃は不健康なのがかっこいい、みたいな厨二病的価値観の持ち主だった俺だが、歳をとるにつれ健康がいかに大切か、素晴らしいか、身をもってわかってきた。健康じゃないと何もできない、できたとしても楽しめない。この身体を「器」として大切に使って長持ちさせたい。