春の連休その二

水曜日。令和初日。令和ってこの字で合ってるのか?と不安になる。ホームセンターへ木材を見に行く。他にも材料を見て、イメージ通りにいきそうもなく、悩んだ末何も買わず帰宅。迷い、悩む。しかし焦っても詮無い。昼、パスタ自炊。スパゲッティではなく初めてフジッリを使ってみたが、茹で時間が短く、麺が長くないので食べやすく、今後しばらくはこれで行こうと決意。市販のソースを使っているので、いずれソースも自作して色々な味を楽しみたい気持ちはあるのだが、あまり手の込んだことをすると面倒臭くなって自炊しなくなりそうな気もする。昼過ぎ、映画を見るため吉祥寺へ向かう。1時間以上電車に揺られ、到着すると本降り。午前中に陽が差していたのが嘘のよう。時間があったのでよみた屋へ寄り、二冊購入。自分は、神保町より中央線沿線の古本屋の方がカジュアルな感じがして好みで、その中でも(行ったことのないお店はいっぱいあるのだが)よみた屋と盛林堂は、行くたびに、自分好みのいい本があって買っている。時間がもっとあって、雨でなければ、古本センター、バサラ・ブックス、百年にも行きたかったがまたにする。アップリンクへ移動。「バニシング消失」鑑賞。パルコの地下の映画館はカラフルでおしゃれ。自分みたいな冴えないオッサンがうろつくのが申し訳なくなってくる。客席は満席だったか。映画は、思い切りハードルを上げていたので、それを越えるほどではなかった。サスペンス、スリラーとしては「羊たちの沈黙」や「殺人の追憶」の方がずっと怖い。ただ、「バニシング」は、サイコパスの自覚がある犯人が、高校だかの教師で、結婚していて家庭もある、表面的には普通の人、異常とは無縁の人であるところが怖い。女を誘拐するための綿密な計画を立て、周到に準備するもことごとく失敗に終わり、偶然から主人公の恋人をさらうことになる展開には変な説得力、リアリティがある。ただしラストは…どうだろうか。見終わったあと駅そばの大戸屋で食事。帰宅。木曜日。女の人の家へ行き、録画しておいてもらった「ハドソン川の奇跡」視聴。イーストウッドの映画にしては深刻さがあまりなく、見終わったあと清々しい気持ちになった。人の家でパスタ自炊。フジッリではなくペンネを使ったが、茹で時間が長すぎる。フジッリの方がいい。プルーストを少し読書。本屋にて安部公房の「内なる辺境/都市への回路」購入。安部公房は「砂の女」しか読んだことがないが、パラパラめくっていたら面白そうだったので買った。自分はいつから、本を、「読むために買う」から「とりあえず買う」へとシフトしたのだったか。夕方、満州にて炒飯と餃子セット。美味しい。700円でコスパよし。リンガーハット満州はどちらも神。帰宅。アマプラで「残穢」視聴。ビックリ演出がほぼなくてよかったが、ホラー映画は苦手なのを再確認。ではなぜ見ようと思ったのか。