2019上半期映画鑑賞記録

人生で最も映画を見た半年(1月は0回、2月は「サスペリア」1回のみで、3月から映画館へ行くことを思い立った。急に)映画館へ43回行き、39作品を鑑賞。気分転換も兼ねて都内を中心に映画館を巡り、行った映画館は18館。今週末は旅行のため映画館へは行けないので本日総括。

新作

サスペリア

女王陛下のお気に入り

・翔んで埼玉(2回)

・運び屋

・ROMA

Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly (4DX)(3回)

・グリーンブック

ウトヤ島7月22日

・ハンターキラー 潜行せよ

・ギルティ

・ブラック・クランズマン

・バーニング 劇場版

・岬の兄妹

・ザ・フォーリナー

・レプリカズ

アメリカン・アニマルズ

・ガルヴェストン

・アナと世界の終わり

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (DolbyCinema3D)

海獣の子供

・アラジン(IMAX2D)

・スノー・ロワイヤル

メン・イン・ブラック インターナショナル(Dolby-ATMOS)

・プロメア

・ハウス・ジャック・ビルト

・旅の終わり 世界の始まり

・アンノウン・ソルジャー

旧作

未知との遭遇 ファイナル・カット版

・ア ・ゴースト・ストーリー

アンダー・ザ・シルバーレイク

遊星からの物体X

ゼイリブ

・恐怖の報酬

・バニシング 消失

ゴッドファーザー

ミツバチのささやき デジタルリマスター版

・エル・スール デジタルリマスター版

八甲田山 4Kデジタルリマスター版

・山猫 4K修復版

新作は27作。特に良かったのは「アラジン」「Fate HFⅡ」「ハウス・ジャック・ビルト」「アナと世界の終わり」「アメリカン・アニマルズ」。旧作では「遊星からの物体X」「恐怖の報酬」「山猫」。アラジンはIMAX鑑賞もあってアトラクション的な楽しさがあった。美しいヒロインを見ているだけで気分良かった。「Fate」はセイバーオルタとバーサーカーの戦いのシーンの迫力。これも4DXという体験が印象を強くしている。「奇跡の海」も「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も「ドッグヴィル」もどれも見て不愉快だったのに「ハウス・ジャック・ビルト」は笑いながら楽しく見た。R18に少しビビっていたが杞憂だった。最後の地獄めぐりをもっと見たかった。しかし途中の芸術?哲学?談義は退屈。「アナと世界の終わり」も笑いながら楽しく見た。終盤はシリアス。「アメリカン・アニマルズ」は「バーニング 」と迷ったが…愛すべきグダグダ感。強盗の不手際、我が身可愛さの仲間割れ、素晴らしいリアリズム。「遊星」は閉塞感と恐怖感がいい塩梅。Xのグロテスクな造形も見ごたえあり。「恐怖の報酬」はこれぞ映画という感じ。トラックで目的地を目指すという単純なストーリーを迫力ある映像で見せる。吊橋のシーンは笑ってしまうくらいの大迫力。ブルーレイ発売を知り即予約したほど好き。「山猫」はブルーレイを持っている。芸術作品感を漂わせつつもそれほど退屈しない。見所はよく言われるとおり終盤の舞踏会。自身の死を予感する公爵のだるそうな佇まいに感動した。夜が更けるにつれお屋敷と人々が徐々に荒んでいく経過が楽しい。何年か前に岩波文庫で原作を読んだら結構面白かった。

なぜ映画館へ行くことを思い立ったのか。暇していたからだったか。年に6回映画館へ行けば、結構映画館へ行ったなあと思うような人間が。41にもなって、急に。体力の衰えを感じるし(仕事後のレイトショーは体力的に無理)両親がいつまで元気かもわからない、こどおじ。残りの人生で今日が一番若いのだからと何か行動したくなった。それが映画館を巡ること、か。中学生の親になる同級生もいるのに。最も鑑賞本数が多かったのは6月で15本。これが自分にとっての最多月間になると思う。月7本(実質月10本)映画を見る生活をすると他のことがおろそかになりがちで、休日はほぼ映画鑑賞オンリーになる。埼玉在住という地理的な問題もある。名画座で二本続けて見ると疲れる。この趣味は今年限定だろう。少なくともこの頻度では。だからこそ張り切っている。ちょっと飽きてきたが。いい映画を観終わった時の高揚感、幸福感といったらない。

下半期は「無双の鉄拳」「天気の子」「存在のない子供たち」「ワイルドスピード スーパーコンボ」「ライオンキング」「ゴーストランドの惨劇」「ワンス・アポン・ア ・タイム・イン・ハリウッド」「フリーソロ」「ターミネーター ニューフェイト」「スカイウォーカーの夜明け」「ドクター・スリープ」に期待。面白そうなのがいっぱいある。