今週の休日

土曜日。昼前、女の人と合流し、ユナイテッドシネマにて「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」鑑賞。テレビ放映は見ていない。ネットで、かつて兵士として戦った女性が愛を知るために代筆の仕事をしている、との予備知識を得、あとは予告動画を視聴しただけ。そんな人間なのに映画館に行った理由はあの事件がある。「涼宮ハルヒの憂鬱」を見たとき、それまで自分が知っていたテレビアニメの概念が大きく変わった。絵、演出、声優の演技。「サムデイ・イン・ザ・レイン」の回の美しさにびっくりした。「消失」は劇場に観に行った。京アニの他の作品はあまり知らないし、今はテレビアニメは殆ど見なくなってしまったけれど、あの驚きを与えてくれた製作者の方々への恩返し?感謝?のような気持ちで観に行った。劇場には30人くらいがいた。土曜日の昼にしては少ないか。テレビ放映を見ていなくても映画の内容を理解するのに困難はなかった。見ていればもっと楽しめたのかもしれないが、十分堪能できた。どのシーンの絵も綺麗だった。木漏れ日の表現、素晴らしかった。前半の寄宿舎のシーンの女性同士が親交を深めていく過程もよかったが、それ以上に、後半の、少女が愛を確認する、それを伝達する展開に感動した。手紙の言葉だけを画面に映す演出もいい。人と人とのふれあいの物語でもある。ぶっきらぼうだが優しい郵便配達人ベネディクトがいい味を出していた。終盤で、前のシートに座っていた女性のすすり泣きが聞こえてきた。この映画が2019年で82本目の劇場鑑賞だったが、エンドロールになっても誰一人席を立たなかったのは初めてだったと思う。同伴の女の人も満足していた。そのあと小手指バーガーキングで遅いランチ。公式アプリのクーポンを使い、オールヘビーのチーズワッパーに大満足。ホームセンター内をうろついて買い物。寒かったが、総じて良い一日を過ごせた。

日曜日。午後から深谷シネマにて「メランコリック 」鑑賞。見たいと思いつつ機会を逃してきた映画だったので見られてよかった。働くことは大変だが悪いだけではない、自分の人生のありようは自分が決めるものだという前向きなメッセージが込められているように感じた。深谷シネマは周辺のロケーションがいい感じに渋い。酒蔵を改装した映画館だという。帰宅途中から足元が寒くてずっと寒い寒い言い続け、帰宅したら即入浴、今年初めて電気毛布をセットし、21時半に就寝。これから4月になるまで、いかにして体調を崩さず冬を乗り切るかが最優先になる。毎年体調崩して苦しむから。