小山清はいい。文は人なりという言葉があるけれど、遠慮がちに、慎み深く、善美を希求するその文章を読むと胸が温かくなる。本書には著者自身の身辺を語ったり内省するような作品が11編収録されている。勤務先の金を使いこんだがために刑務所に服役し、夕張…
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