中年

さくせんをねる「ガンガンいこうぜ」→「いのちだいじに」

※本記事の記述は医学的に誤っている可能性があるので参考にせず各自で判断してください 先日、健康診断の結果が出た。 基本的には問題なしだったが、一箇所、前回より数値が高くなった項目があった。 HbA1cの値が5.6で変化ありの判定に。前回は5.3だった。 H…

n数1の中年論

はてブを見ていたらこんなエントリが上がっていた。 anond.hatelabo.jp 俺のつけたブコメはこれ。 40代になるとできなくなること 長時間寝ること。爆睡して目が覚めても腰が痛くて曲げられないから起き上がれない。 2025/08/15 14:50 ほかにもたくさんあり過…

三たび、男性の孤独について 『世界一孤独な日本のオジサン』を読んだ

世界一孤独な日本のオジサン (角川新書) 作者:岡本 純子 KADOKAWA Amazon 少し前に読んだ二冊と大体同じようなことが書いてある。それだけ妥当性があるということか。 hayasinonakanozou.hatenablog.com hayasinonakanozou.hatenablog.com 上の2冊との違いと…

男性の孤独について考える②  『「居場所」のない男、「時間」がない女』を読んだ

「居場所」のない男、「時間」がない女 (日本経済新聞出版) 作者:水無田気流 日経BP Amazon 承前。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 『「居場所」のない男、「時間」がない女』は男性と女性それぞれが抱える問題とその対策として社会への提言が書かれてい…

男性の孤独について考える① 『男はなぜ孤独死するのか』を読んだ

男はなぜ孤独死するのか 作者:トーマス・ジョイナー 晶文社 Amazon 前から思ってるんだが孤独死という言葉はネガティブイメージが強すぎる気がする。なんたって「孤独」と「死」の組み合わせだからな。もう少しマイルドに単独死じゃだめか。いや、死ぬときは…

趣味がなくても生きてゆけます。

少し前に、中年になって以降、「生きてても何も楽しいことない」と書いた。 偽らざる今の心境。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 俺は独身中年なので世間が同世代の男性に求める、あるいはイメージする役割(夫だったり父親だったり)を担えていない。だか…

中年以降の生き方を考えるための5冊

中年は常にかったるい。 かすみ目。老眼。 集中力が続かず何事もじき飽きる。 眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めるから起きても体からだるさが消えない。 ちょっと階段を登ると動悸がすごい。 歯がすり減って噛み合わせが悪くなり食事中に舌を噛むことが増え…

pha『パーティーが終わって、中年がはじまる』と『エリーツ9 特集:45歳からの思春期』を読んだ

phaさんの新刊、楽しみにしていた。蟹ブックスで購入したのでサイン入り、さらにシールも付いてきた。嬉しい。 内容は中年クライシスをめぐるエッセイ。40代半ばになって20代30代までのようには生きられなくなってきたという。同世代(俺の方が一歳年長)の…

酒井順子『中年だって生きている』を読んだ

中年だって生きている (集英社文庫) 作者:酒井 順子 集英社 Amazon 中年本の一冊として。女性による中年本はこれが初か。この本も『中年の本棚』で言及されていた。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 著者は1966年生まれのバブル世代なので自分より一回りほ…

荻原魚雷『中年の本棚』を読み、中年の自分について考える

中年の本棚 作者:荻原魚雷 発売日: 2020/07/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 所謂ミドルエイジ・クライシスをサバイブする助けを書物から探る、ブックガイド的なエッセイ。冒頭、野村克也の著作にふれて「四十初惑」という言葉が出てくる。昔の賢人は「…