桜を見る会2022

コロナ禍、三度目の春。桜の季節。「来年も一緒に桜、見れるといいね」と言ってくれる幼馴染の女性はいないので去年に続き今年も一人で近所の公園へ出かけた。今年は時間の都合がついたので咲き始めから散るまでを満喫できた。雪が降ったり、風の強い日も何日かあり、雨も降り、今日も見に行ってきたが咲き残りは6割程度といったところ。すぐに葉桜の季節になる。

 

 

3月21日

春分の日。晴れ、だったような記憶。出かけたのは16時頃。まだ大半が蕾だったが樹のそばをうろうろしていると犬の散歩をしていた男性から「あっちで咲いてるのありますよ」と教えていただく。それがこれ。

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3月27日

日曜日。たしか晴れ。まだ薄暗い5時半頃出かける。咲き始めていた。こんな早朝からでも散歩している高齢者をちらほら見かけた。撮りに行っている公園は結構な数の桜が植っており近所では名所と呼んでいい場所。桜のシーズンでなくても歩きやすいので自分の定番散歩コース。この日は人が少ないのが快適だったので普段は行かない方まで足を伸ばした。こんないい道、いい風景があったのか、と気づかされ、自分の目の節穴っぷりを知る。こんないい場所がすぐ近所にあるのだからわざわざ遠くへ出かけなくてもいいじゃんと。帰る頃、7時前くらいだったか、その頃になるとだいぶ人が増えてきた。

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3月29日

曇り。今年の桜のシーズンはあまり好天に恵まれなかった印象。暖かかったり寒かったりで気温も安定せず。毎年この時期はこんなもんだったっけか。忘れるので書いておく。Twitterには縦で貼ってしまったがこの写真はたぶん横が正しい。

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3月31日

火曜日。晴れ。だいぶ咲いた。見頃としてはこの日がベストだったか。公園には子供とその保護者が大勢いた。満開の桜は見ていると圧倒されて燥ぐような気分になるので苦手なのだが今年はそういう気分にならなかった。図太くなったか、感性の鈍磨か。「花ざかりの森」のエピグラフ、「かの女は森の花ざかりに死んでいった、かの女は余所にもっと青い森があると知っていた」をふと思い出した。

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4月2日

土曜日。晴れ。8時頃出かける。週末ということもありこの時間でも老若男女だいぶ出ていた。引き続き満開だがソメイヨシノは散り始めていた。代わって元気だったのが白い花の、これは山桜でいいのだろうか。調べたところではそうらしく思うが。毎度わーきれいで終わりになってしまうので花の名前を勉強しないと。

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4月5日。

火曜日。晴れ。昨日まで寒かったのに今日は急に暖かく。気温差8度。明日はさらに暖かくなり以降春の気温で安定していく様子。一昨日、昨日と二日続けてかなり雨が降ったのもありだいぶ散ってしまった。今日はあまり撮る気分になれず、ぶらぶら散歩しておしまい。歩道は花びらが敷かれてピンク色、ベンチに腰掛けて休憩しているとちょっと風が吹くたびに花びらが目の前でさーっと散っていき、その光景は幻想的ですらあった。陽気がいいのもあって半ば夢を見ているような気持ちに。ようやく冬が終わってくれたとの安堵も。

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また来年に。

 

 

 

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