2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『オールド』を見た

日曜とはいえ結構客の入りがよかった。70人くらい? シャマラン作品って人気あるんだ。自分は『ヴィジット』に感動したクチである。でもそのあと見た『ヴィレッジ』が退屈過ぎて、続けてシャマラン映画を見る気がなくなってしまった。『サイン』、あらすじを…

私が引きこもりだった頃

令和元年に起きた川崎の事件について書いていたら、20代の頃2年間引きこもっていたことを思い出したのでその件について記録として残しておく。もう20年近く前のことだから当時の記憶も薄れつつある。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 引きこもった原因はよ…

磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ

令和元年のテロリズム 作者:磯部涼 新潮社 Amazon 令和元年に起きた三つの事件、川崎登戸通り魔事件、元農水事務次官長男殺害事件、京都アニメーション放火殺人事件をテロリズムと分類して現代日本社会を分析する。東池袋自動車暴走死傷事故、常磐道煽り運転…

映画『孤狼の血LEVEL2』を楽しみ、映画泥棒に遭遇する

ユナイテッド・シネマ入間12:00からの回で鑑賞。観客は30人弱程度。前作が面白かったので続編の公開を楽しみにしていた。端的な感想としてはかなり面白かった。見る前は松坂桃李の前作からの豹変ぶりを楽しみにしていたが、実際に見たら鈴木亮平が完全に主役…

映画『ドライブ・マイ・カー』を見た

カンヌで脚本賞を獲ったと話題の本作を見る前に、濱口竜介監督の予習のつもりでアマプラで『寝ても覚めても』を視聴したら思いのほか気味の悪いいい映画だった。アマプラで寝ても覚めても視聴。めちゃくちゃ感情を揺さぶってくるから見ていて疲れた。こんな…

仲正昌樹『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』を読んだ

悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書) 作者:仲正 昌樹 NHK出版 Amazon 本書は政治哲学者ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』と『エルサレムのアイヒマン』から全体主義発生のメカニズムと「悪の凡庸さ」について考察する。アーレ…

『車谷長吉の人生相談 人生の救い』を読んだ

車谷長吉の人生相談 人生の救い (朝日文庫) 作者:車谷 長吉 朝日新聞出版 Amazon 著者の本を読むのは久しぶり。一時期好きで結構読んだ。一番よかったのは『赤目四十八瀧心中未遂』で間違いない。短篇の「漂流物」もえぐくてよかった記憶がある。この人の小…

夏季休暇終了。視聴した映画の感想など

緊急事態宣言下の夏季休暇。そんなもの無視して出かけるのも一つの考えだろうが、万が一にも感染すれば損を被るのは結局自分である。家族を危険に晒すリスクもある。だから従わざるを得ない。昨年に続き今年もステイホームの夏季休暇。しかし東京都知事はさ…

モンテーニュ『エセー抄』を読んだ

モンテーニュ エセー抄 新装版 作者:ミシェル・E・ド・モンテーニュ みすず書房 Amazon 箴言の宝庫のような本。各章まずテーマが示され、それについて自身の経験や読んできた本の引用などが続き、やがて話題が少しずれていく。とりとめないというか融通無碍…

ヴィリエ・ド・リラダン『残酷物語』を読んだ

ヴィリエ・ド・リラダン・コレクションの第一弾。『未来のイヴ』『クレール・ルノワール』と続くとの告知。小説を集めたコレクションであるようで「生活なんてものは召使いにさせておけ」の台詞で知られる戯曲「アクセル」が収録される予定があるかどうか微…

映画『ドント・ブリーズ2』を見た

緊急事態宣言下であるが映画館ならば換気あり対面なしなのでいいだろうとイオンシネマ板橋にて鑑賞。途中東上線の乗り継ぎを間違えた。電車は月に一度乗るかどうかなのでよく間違える。雨の日、傘を持って電車に乗って映画館へ行くのはだるい。 早めに家を出…

連休中に視聴した映画の感想

金曜から月曜まで有給も使っての四連休。埼玉県の新型コロナ新規感染者数が1000人を超え、今月いっぱいは緊急事態宣言が適用される。当方未だ一回目のワクチン接種もできていない状況。というわけでせっかくの夏の連休であってもステイホームせざるを得ず。…

蓮實重彥『見るレッスン 映画史特別講義』を(一応)読んだ

見るレッスン~映画史特別講義~ (光文社新書) 作者:蓮實 重彦 光文社 Amazon Kindle版が50%ポイント還元対象だったので購入。だが自分が求めている内容ではなかった。関心が持てたのは全体の半分程度。そのあたりを読んであとは適当に読み飛ばした。40分く…

映画『パンケーキを毒見する』『返校 言葉が消えた日』を見た

1ヶ月ぶりに映画館へ。そしてハシゴ。 『パンケーキ』は菅義偉首相の人物、現在の政権の問題点、有権者の意識などをテーマとしたドキュメンタリー。大島新監督の『なぜ君は総理大臣になれないのか』が面白かったので、同じく政治ドキュメンタリーである本作…