人生初タイヤ交換

朝、出勤するため自動車に乗る。走り出して左の後輪に違和感。一定のリズムで擦れるような微かな音。走行感覚には特に違和感なし。先日、父親がタイヤ交換をしたと言っていたので、メカにからきし疎い(何もかもに疎い)自分は、それに関連した何かだろうと判断し、違和感を覚えつつスルー。会社までは3キロ程度。迂闊なので着いた時にはタイヤのことなど忘れていた。で、退勤。帰途、ホームセンターに寄って日用品あれこれと、水、野菜ジュースをケースでまとめ買い。二週間に一度くらいの頻度で会社帰りにホムセンに寄って、こうしてまとめ買いして都度近所のスーパーへ買いに行く手間を節約している。自宅の倉庫にある冷蔵庫にケースごとしまい、朝、出勤前に会社に持っていけば自販機で買う回数も減らせる。以前は烏龍茶もまとめ買いして会社の自販機で買わずに済ませて節約しようとしたのだが、その方が金は貯まるのかもしれないが、会社で席を立って自販機まで行きジュースを買って飲む、という行為には、一概に金額換算できない気分転換効果があるような気がして、だから今は烏龍茶は買わず、水と野菜ジュース(伊藤園の、栄養士が監修したなんとかというやつ)だけを買うようにしている。で、買い物を終え、ホムセンを出る。多分18:00前後だっただろう。いつも渋滞する畑の真ん中の道で信号待ちをしていたら、助手席側に人影。見ると、自転車のお兄ちゃん。何か言いたそうなので窓を開けると、「後ろのタイヤ、パンクしてますよ」とのこと。というか、お兄ちゃんの表情を見た瞬間、タイヤじゃないか、という予感が光の速度で閃いて、やっぱ気にしていたのか、その割に会社に着いたときも出るときも一向にタイヤを見ようとしなかったのは三歩歩けば全て忘れる阿呆だからか。お礼を言い、脇道に入り、停車して左後輪を見ると確かに潰れている。とはいえ、走っていて気にならなかったくらいだからぺしゃんこではない。父親がタイヤ交換をして数日のどこかのタイミングで何かを踏んだかして徐々に空気が抜けていってる状態と見る。自宅まで残り2キロくらい。これなら強行できるだろうと判断し、30キロ程度でのろのろ運転。後方につけられたら嫌だなあと思ったが、後ろから見て分かるのか、十分な車間が取られて煽られるようなことはなく無事帰宅。

父親に報告すると、明日乗るから今からタイヤ交換すると。で、自分もジャッキ持って駐車場へ。タイヤ交換、遥か昔に教習所で教わっただろうか。よく覚えていないが、自分がタイヤ交換をしたことがないのは間違いない。父親がジャッキを差し込む。で、やってみろというので言われるがままキコキコやってボディを持ち上げる。

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トルクレンチでタイヤのボルト四箇所を外し、スペアタイヤと交換。 持ち上げ、外し、付け替えるのに、素人がやって所要時間20~30分程度の軽作業。というか、タイヤってこんな簡単に付いているのか。怖い。怖くなってぎちぎちに締めようとしたが、以前、何かの作業でネジ頭を切ったことがあるのを思い出して、良さげなところで止す。

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 外したタイヤを転がしてパンクの原因を探す。何かそれっぽいものが刺さっているのを見つけ、これだろうと。

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明日、ガソスタで見てもらうと父。

半年か一年くらい前にも、自分が乗ったらパンクしていたことがあった。あれも左後輪だったか? 空気が抜け切っていたので駐車場から出そうと動かしてすぐに停めて、見たらタイヤが潰れていた。

 

 40を過ぎて自動車のタイヤ交換を初めてやった。日常的に自動車を運転している40過ぎのおっさんでやったことのない人はどれくらいいるのか。自分はメカとかに疎くて(何もかも疎い)わからないことだらけ。タイヤのパンクを教えてくれた親切なお兄ちゃんに感謝。ありがとうございました。