2024年を振り返る

すでに下の記事で今年を総括しているので補足する程度に。

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読書について

…はすでにまとめた。

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今年の1冊を選ぶならpanpanya『そぞろ各地探訪』。年賀状が届いたり、単行本も紙で全巻揃えたし、panpnaya色の濃い一年だった。

 

 

映画について

今年は23本の映画を映画館で鑑賞した。2019年から映画館で映画を見るのを趣味にしてきたがそろそろ飽きがきたか、11月12月は1本しか見なかった。一時は年間80本以上を映画館で見ていたのを思うとだいぶ落ち着いた。上映時間に合わせて予定を立てるのと席(客)ガチャがだるくなってきた感あり。映画館へ行かなくなった代わりにミュージアムや公園へ出かけることが増えた。映画そのものに対する熱も冷めてしまってこの2ヶ月間配信でも1本も見ていない。面白そうと思っても見るまでに至らない。映画離れの時期に入ったのだろう。趣味への熱も波がある。リスクヘッジのために趣味は複数あった方がいい、とくにひとりものは。一つに飽きてもまた他の趣味で時間が潰せる。俺の場合読書、写真、お出かけ。そのうちまた映画熱も戻ってくるだろう。

今年見て面白かった映画は『胸騒ぎ』『ルックバック』『悪は存在しない』『エイリアン:ロムルス』『Cloudクラウド』『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』。

 

 

体調について

晩酌やめてるのと自炊してる効果か、体調は好調。体重は年間を通じて65kg前後をキープできた。食う量自体が減ってるのもある。健康診断は異常なし。毎年最低一度は体調を崩して会社を休む日があるのに今年は一度もなかったんじゃないか。具合悪いから休みたかった日は何度かあったが、(熱がないのを確認した上で)出勤して適度な労働で乗り切り、帰宅したら何も食わずユンケル*1を飲んでひたすら寝て体力回復につとめる、このパターンで翌朝には復調した。ユンケルは現実世界のエリクサー。

休日などに長時間寝ると起きたとき肩が痛いときがある。また肩痛にならないよう、フィットボクシングを再開しないといけない。あの辛さにはこりごり。

だいぶ寒くなってきたが不思議と今のところ例年真冬に陥る憂鬱にまだ襲われていない。休みの日に外出する元気がある。もっと寒くなったらやばいのだろうか。それとも歳食って快を感じる力が衰えた裏返しで不快を感じる力も衰えたのだろうか。要経過観察。

 

 

お金について

今年もひたすらオルカンを積み立てた。交代勤務従事者なので賃金が割り増しされている。その割り増し分を余剰金として投資に回している。なので交代勤務はこのまま60歳まで続けたく思っているが、こればかりは組織の都合なので如何ともしがたい。異動しろ、あるいは交代勤務をやめる、と上が決定すればそれに従うだけ。いつそうなってもいいよう心の準備をしつつ、今ある利点を最大限に活かす。

 

 

今年は過ぎるのが早く感じられた一年だった。能登半島地震がついこの間のことのようだ。散歩からの帰り道、スマホのアラームが鳴り、立ち止まってスマホをポケットから取り出したらそばの住宅のテレビからもアラーム音がしてきた、その光景を今も生々しく思い出せる。今年は亡くなった著名人も多かったように思う。SNSの選挙への影響やら闇バイト勧誘やらインターネットは危険な場所になりつつあるし、なんというか、現実ってものを強く意識させられる一年だった。現実。しっかり生きないとなあ。

 

俺自身の環境は去年から変化なく、異動した職場の業務には大分慣れ、凪のような一年だった。でも何年かして振り返ったとき、今年は転機の年だったと思うかもしれない。

理由の一つは、今年、自分の人生に見切りをつけたから。具体的には、読むのに骨が折れそうな本をメインに蔵書を100冊ほど手放した*2。これらを読んで得られるかもしれない楽しさや知識よりもそれを読むために費やす時間の方が惜しいと感じられたから。読んでいない本が本棚に多くなってくるとプレッシャーを感じる。手放して少し気持ちが楽になった。本、というか物を溜め込み過ぎないのは今後もやっていく。増えたら定期的に減らすサイクルの構築。

もう一つの理由は、ある程度将来の見通しがついたから。俺は大丈夫だ、という確信を得られた一年だった。不安はだいぶなくなった。この先ふらつくことがあっても多分俺はやっていける。

 

年初にこんなことを書いた。

人の命の儚さ、一寸先は闇の人生、そういうことを考える機会の多い年始休暇だった。せっかくおみくじで人生2度目の大吉を引いたことだし、時間や金の使い方など、今年は従来の未来志向から現在志向に若干シフトして、人生──健康、時間、金──のバランスを取りつつ、楽しく、上機嫌に過ごすのを一年の目標とする。

 

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「人の命の儚さ、一寸先は闇の人生」、結局、そう感じ続けた一年だった気がする。「未来志向から現在志向」へのシフトチェンジはだいぶできたと思う。そして楽しく上機嫌に過ごせた。今年の目標は達成できたんじゃないかな。俺個人にとっては総じていい一年だった。

 

今夜は2024年を無事生き延びたことを寿ごうと思う。

年末年始の寿ぎアイテムたち



 

 

 

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*1:常備してある

*2:蔵書の約5分の1