映画

2020年に見た映画まとめ

今年は映画館へ64回通い55本の映画を見た。まだ2020年は二週間ほど残っているが日を追うごとにコロナの猛威が増す今、映画館へ行く気にはなれない。12月は一本も見ずに終わりそう。下半期に見た映画は以下の通り。 ・MOTHER マザー ・千と千尋の神隠し ・風…

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を見た

ポスターに10.16公開とある。ちょうど公開から1ヶ月となる11月16日、TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。平日昼過ぎの回だったが50人くらい入っていた。奮発してプレミアムボックスシートを選択。通常席より広いレザーシート、左側に荷物置きスペース付き、左右両…

映画『わたしは金正男を殺してない』を見た

2017年にクアラルンプールの空港で起きた金正男殺害事件についてのドキュメンタリー。事件の顛末を、実行犯の二人、彼女たちの担当弁護士、ジャーナリストのインタビューで構成する。 殺害の実行犯は女性二人。一人はインドネシア、もう一人はベトナムの出身…

映画『朝が来る』鑑賞

TOHOシネマズららぽーと富士見にて鑑賞。観客は20人くらい。自分はこの映画をミステリーとばかり思っていた。養子縁組した夫婦の前に、子供の母親を名乗る女が突然現れる。しかし彼女は母親ではない。彼女は一体誰なのか、的な。予告を見てそう思ったのだが…

映画『薬の神じゃない!』鑑賞

土曜日とはいえ、雨が降って寒い日の21:00近くだというのに映画館は多くの人でごった返していた。「鬼滅の刃」人気恐るべし。「薬の神じゃない!」の方は20人いるかいないか程度で、全席販売解禁となったもののソーシャルディスタンスが保たれていた。全席販…

映画『望み』を見たが…

映画のストーリーに斬新さがあまりなく、この映画だから見られた、みたいな部分が少なかったように思う。見所は、中盤の、父親と母親で失踪した息子への想いが異なり、それが対立する場面。父親は最悪のケースをも想定している、母親はとにかく生きていて欲…

映画『ミッドナイトスワン』を見たが…

イオンシネマ日の出で鑑賞。土曜日の夕方の回で20人くらい。思ったより観客は少なかった。 この映画で一番印象的だったのは、プリエ? だかを、草彅剛演じるトランスジェンダーの女性と、彼女の姪が、公園かどこかの階段の上で踊る姿を後ろから撮ったシーン…

痛い青春映画『mid90s ミッドナインティーズ』

監督のジョナ・ヒルが誰か知らず、スケボーに乗ったことはなく、HIPHOPを聴くわけでもないのに見に行ったのは、会社帰りの車内で聴いていたムービーウォッチメンで宇多丸さんが熱のこもった紹介をしていたから(通退勤時はTBSラジオをかけている)。HIPHOPカ…

『テネット』を見て頭が混乱する

ノーラン監督最新作。初見IMAXで見てほぼ理解できず。で、パンフレットを買って読み、ネットの解説記事を読んで、答え合わせ? のつもりで二度目(通常上映)に行った。が、二度見ても疑問が増えるばかりなのをいかんともしたがく。当方、洋画邦画問わずそれ…

祈りとしての映画『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

戦後ドイツの詩人パウル・ツェラン研究の第一人者である飯吉光夫は、詩人のもっとも有名な「死のフーガ」という詩が、ナチスによるユダヤ人強制収容所を連想させることに触れてこう述べている。「一篇の詩と、その詩のなかに直接は言及されていない歴史的事…

『インターステラー』IMAX鑑賞

自分は、ノーラン監督と相性がそれほどよくないと思っている。悪いとも思っていないが。『ダークナイト』と『インセプション』は退屈だった。特に後者はIMAXで鑑賞したにも関わらず途中で寝そうになった。しかし『ダンケルク』は素晴らしかった。あの臨場感…

五度目の鑑賞『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song』

通常上映を三回、4DXを二回。同じ映画を映画館で五回も鑑賞したのは初めてのことである(これまでは、エヴァ破、エヴァQ、HF第二章がそれぞれ三回鑑賞で最多だった)。セイバーオルタ対ライダーのバトルシーンを見ないと手が震え動悸がする禁断症状が出たた…

『ファナティック ハリウッドの狂愛者』を見た

トラボルタが映画オタクを演じるというので見てきた。内容としては有名な『ミザリー』と同じような流れ。憧れの俳優への思いが昂じるあまり暴走していくファンの怖さを描いている。本作のキモはトラボルタの怪演だろう。ファッションはオタク然とした柄シャ…

二度目の鑑賞『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song』

先週に続き二度目の鑑賞。ナボコフが、読書とは再読の謂である、みたいなことを言っていたかと思うが、一度見ているからこそ味わえる部分があるのは映画も同様だろう。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 前回は平日夕方の回だったので初週とはいえ観客20人…

2020年の夏季休暇中に見た映画3本

コロナ禍と猛暑のため出歩く気になれない2020年の夏季休暇。昨年は映画館をハシゴすることもあったが今年の春以降は一切なく。映画館での鑑賞は他人と向かい合ったり喋ったりはしないのだからナーバスになり過ぎることはないのだろうが、気分的に今一つ出か…

映画館でジブリ映画4本鑑賞

現在、全国の多くのシネコンで『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』を特別上映している。なんとなく『千と千尋』を見たら感動したので、宮崎駿監督作品を全て見る流れになった。テレビの録画ならこれまでに何度となく見た3本…

2020年上半期映画鑑賞記録

昨年から映画づき、今年は100本映画館で鑑賞するぞ、と意気込んでいたものの、春先からのコロナ禍により映画館へ行く機会が減少し、映画館側も休館が相次ぎ、第二波がいつ来るかとの不安が絶えない現状では映画館へ行く頻度も減ろうというもの。未来はわから…

映画『キュアード』感想

緊急事態宣言が解除されて最初の映画館はイオンシネマ板橋。ゾンビになった感染者が治療薬により回復するも周囲からは差別的な扱いを受けて…という内容紹介を見、まさにパンデミック後(後、なのか? よく分からない)の今の社会状況にマッチしている、と見…

映画『ミッドサマー』感想

前作『ヘレディタリー 継承』は怖い怖いと散々言われていたが、公開してすぐに劇場で見て怖いとはあまり感じず。主演のトニ・コレットの演技(表情)が鬱陶しく、終盤のスパイダーマン的な張り付き→ヘッドバンギング→鋸ギコギコは悪趣味にしか感じなかった。…

映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』感想

1970年代のドイツに実在した殺人鬼の日常を淡々と描く。冒頭から解体シーン。どぎつい。続く酒場のシーンも、中高年の酔客たちの荒みまくった風体のリアリズムに怯む。ちょっと露悪的にすぎないか、と思いつつ腹をくくって鑑賞。ホンカの殺人にはこれといっ…

二度目の映画『パラサイト 半地下の家族』

1/28、大雨の中、レイトショー で二度目の鑑賞。悪天候の夜という状況が、映画中盤の豪雨の夜と重なって面白かった。 貧しい家族と富める家族を対置させて、現代の格差社会をユーモラスに描き出す。この映画における金持ちは善人として描かれている点が特異…

2019年映画まとめとベスト10など

以下、下半期にみた映画。 新作 ・凪待ち ・無双の鉄拳 ・シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢 ・COLD WAR あの歌、2つの心 ・天気の子 ・ニューヨーク公共図書館 エクスリブリス ・ワイルド・スピード スーパーコンボ ・ライオン・キング ・工作 …

2019上半期映画鑑賞記録

人生で最も映画を見た半年(1月は0回、2月は「サスペリア」1回のみで、3月から映画館へ行くことを思い立った。急に)映画館へ43回行き、39作品を鑑賞。気分転換も兼ねて都内を中心に映画館を巡り、行った映画館は18館。今週末は旅行のため映画館へは行けない…

2018年に見た映画

今年は結構映画館に行った。地獄の黙示録がすごいよかった。映画館ならではの迫力を満喫。プラトーンは全然。午前十時の映画祭は来年で最後だと聞き残念。万引き家族は陰気で好みじゃない。へレディタリーはここ何年かで最もつまらなかった。カメ止めが今年…

2017年に見た映画

怖い映画がだんだん苦手になって行く。シン・ゴジラは何度見てもいい。 本日、レイトショーで最後のジェダイを見に行く。 映画館で ・メッセージ ・アウトレイジ最終章 ・Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower ・ブレードランナー2049★ アマゾ…