2020-01-01から1年間の記事一覧
ノーラン監督最新作。初見IMAXで見てほぼ理解できず。で、パンフレットを買って読み、ネットの解説記事を読んで、答え合わせ? のつもりで二度目(通常上映)に行った。が、二度見ても疑問が増えるばかりなのをいかんともしたがく。当方、洋画邦画問わずそれ…
戦後ドイツの詩人パウル・ツェラン研究の第一人者である飯吉光夫は、詩人のもっとも有名な「死のフーガ」という詩が、ナチスによるユダヤ人強制収容所を連想させることに触れてこう述べている。「一篇の詩と、その詩のなかに直接は言及されていない歴史的事…
経済政策で人は死ぬか?:公衆衛生学から見た不況対策 作者:デヴィッド・スタックラー,サンジェイ・バス 発売日: 2020/04/20 メディア: Kindle版 経済政策次第で人は死ぬ。 世界恐慌、ソ連崩壊、アジア通貨危機、サブプライム破綻など過去の金融危機において…
浦和駅西口を出たらコルソを通過し、旧中山道にぶつかったら右へ直進、ロイヤルパインズホテルを過ぎたら市役所通りをまっすぐ行くと信号の手前にある。駅から離れているので結構歩く。15分か、20分くらい? 店の扉に煮干し中華そばをメインでやっているとの…
一昨日は父親の誕生日だった。会社帰りにケーキ屋に寄り、三人分のケーキを買って帰った。で、缶ビールを飲んで、スーパーで買ったうなぎを食べ、お祝いしていたら、突然、いい酒を飲みたくなった。コロナ禍による外出自粛ムードが高まった3月末以降から、自…
自分は、ノーラン監督と相性がそれほどよくないと思っている。悪いとも思っていないが。『ダークナイト』と『インセプション』は退屈だった。特に後者はIMAXで鑑賞したにも関わらず途中で寝そうになった。しかし『ダンケルク』は素晴らしかった。あの臨場感…
下着から上着まで、自分の持っている衣服の7割はユニクロである。近所に店舗がある。無地で無難なデザインが多い。それほど高価でない。ドライ、ヒートテック、防風など生地の素材が機能的。下着から上着まで店内に衣服一式揃っているので便利。これらの理由…
通常上映を三回、4DXを二回。同じ映画を映画館で五回も鑑賞したのは初めてのことである(これまでは、エヴァ破、エヴァQ、HF第二章がそれぞれ三回鑑賞で最多だった)。セイバーオルタ対ライダーのバトルシーンを見ないと手が震え動悸がする禁断症状が出たた…
トラボルタが映画オタクを演じるというので見てきた。内容としては有名な『ミザリー』と同じような流れ。憧れの俳優への思いが昂じるあまり暴走していくファンの怖さを描いている。本作のキモはトラボルタの怪演だろう。ファッションはオタク然とした柄シャ…
先週Apple Watchのシリーズ3を衝動買いした。税込2万円ちょっと。自分の職場はブルーカラーの現場のため、汚したり、壊したりする恐れがあり、会社には付けていってない。もっぱら帰宅後の使用になっている。購入して約1週間が経過したので簡単にレビューす…
昨年末からこっち、ずっと左肩の痛みが続いている。腕を横に伸ばして肩の高さまでも上がらない。可動域がとてつもなく狭まっている。当然日常生活は不便極まりなく、自分はこの季節ユニクロのドライカノコポロシャツばかりを着ているのだが、これを脱ごうと…
土曜日。午前中、整形外科でリハビリ。通院から半年以上経つのにあまりよくならず常にだる重い。だるくて寝付けない夜もある。そして三週間前くらい前からは右肩まで痛くなってきて、ちょっとどうしていいかわからない。シャツを脱いだり、風呂で体を洗った…
先週に続き二度目の鑑賞。ナボコフが、読書とは再読の謂である、みたいなことを言っていたかと思うが、一度見ているからこそ味わえる部分があるのは映画も同様だろう。 hayasinonakanozou.hatenablog.com 前回は平日夕方の回だったので初週とはいえ観客20人…
コロナの時代の僕ら 作者:パオロ・ジョルダーノ,Paolo Giordano 発売日: 2020/04/24 メディア: 単行本 kindle版を購入したのが外出自粛した今年のGW最終日のこと。夕食後に読み始めて、読み耽り、その日のうちに読了し、感嘆した。GWはほぼ外出せずずっとsla…
コロナ禍と猛暑のため出歩く気になれない2020年の夏季休暇。昨年は映画館をハシゴすることもあったが今年の春以降は一切なく。映画館での鑑賞は他人と向かい合ったり喋ったりはしないのだからナーバスになり過ぎることはないのだろうが、気分的に今一つ出か…
安楽死・尊厳死を語る前に知っておきたいこと (岩波ブックレット) 作者:安藤 泰至 発売日: 2019/07/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) 安楽死。尊厳死。これらの言葉に世界共通の定義とか学問的に公認されている定義といったものは存在しない。著者はそう…
クレカについて簡単に書いてみる。 クレカを利用するのは現金を持ち歩かなくて済むので楽なのと、ポイント還元による実質割引優遇が得られるから。 自分が所有しているのは、 ・オリコカード ・ザ・ポイント(master) ・楽天カード(JCB) ・dカード(VISA…
土曜日。 ようやくの梅雨明け。平年より11日遅いとか。今年の7月は雨ばかりだった。で、久しぶりの気持ちいい晴れ。午前中、整形外科で診察。初診から半年経過し、注射やリハビリの効果か左腕の痛みはだいぶ緩和されたが、相変わらず痛むときは痛む。その痛…
死すべき定め――死にゆく人に何ができるか 作者:アトゥール・ガワンデ 発売日: 2016/06/24 メディア: 単行本 高齢者にとって怖いものは死ではない、と超高齢者が教えてくれる。死よりも、いずれ起こってくること——聴覚や記憶、親友、自分らしい生き方を失うこ…
異邦の香り ネルヴァル『東方紀行』論 (講談社文芸文庫) 作者:野崎 歓 発売日: 2019/07/12 メディア: 文庫 持ってはいるが未読の、ネルヴァルの旅行記『東方紀行』の評論。ウィーン、カイロ、シリア、コンスタンチノープルへの旅を記したこの書物には、ネル…
現在、全国の多くのシネコンで『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』を特別上映している。なんとなく『千と千尋』を見たら感動したので、宮崎駿監督作品を全て見る流れになった。テレビの録画ならこれまでに何度となく見た3本…
おお、あなた方人間、兄弟たちよ 作者:アルベール・コーエン 発売日: 2020/06/20 メディア: 単行本 本書の内容は以下の帯文に要約できる。 一人のユダヤ人の子供が十歳の誕生日を迎えたその日に、憎しみに出会う。私がその子供だった。 第二次世界大戦前夜の…
昨年から映画づき、今年は100本映画館で鑑賞するぞ、と意気込んでいたものの、春先からのコロナ禍により映画館へ行く機会が減少し、映画館側も休館が相次ぎ、第二波がいつ来るかとの不安が絶えない現状では映画館へ行く頻度も減ろうというもの。未来はわから…
土曜日。朝から雨。出かけようかと思っていたが、今週は仕事で疲れたせいか気力が出ないので止す。体が元気でなければ気力は出ない。元気であるから気分も上がる。午前中をだらだらネットをしたり、飽きもせずslay the spireをやって過ごす。本を読みたいの…
断片的なものの社会学 作者:岸 政彦 発売日: 2015/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) 四角い紙の本は、それがそのまま、外の世界にむかって開いている四角い窓だ。だからみんな、本さえ読めば、実際には自分の家や街しか知らなくても、ここではないど…
自分が使っている空気清浄機はシャープのFU-A51というやつ。調べると発売日が2011年。そんなものだろう。2011年の夏頃まで自分は一人暮らしをしていた。二階建て2DKのメゾネットタイプのアパート。築浅で、家賃も駐車場込みでワンルームより5000円程度高いく…
金曜日。コロナ禍の現在、弊社もまた業務量減少中。自分のような無能者は出勤してもしなくても職場への影響などないので有給。木曜夜は思い切り夜更かししようと思っていたのに23:00には眠気に抗えず就寝して翌朝5:00起き。老人か。さて、せっかくの平日休み…
緊急事態宣言が解除されて最初の映画館はイオンシネマ板橋。ゾンビになった感染者が治療薬により回復するも周囲からは差別的な扱いを受けて…という内容紹介を見、まさにパンデミック後(後、なのか? よく分からない)の今の社会状況にマッチしている、と見…
朝、出勤するため自動車に乗る。走り出して左の後輪に違和感。一定のリズムで擦れるような微かな音。走行感覚には特に違和感なし。先日、父親がタイヤ交換をしたと言っていたので、メカにからきし疎い(何もかもに疎い)自分は、それに関連した何かだろうと…
5/28 朝起きると多少の頭痛と寒気。やっちまったかと思い、ユンケルを飲んで出勤。この程度の体調不良ならままある。しかし午前中どうにもだるく、昼飯も半分くらい残す。15:00頃まで仕事をして一区切りついたところで、上司に、具合が悪いので帰りたい旨を…